遠いヨーロッパの地に降り立ってはや数年。
めちゃくちゃびっくりしたとまではいかなくても、「え!フランスではこうなんだ」「へ〜なるほどね」レベルの、ちょっとした小ネタをまとめてみました。フランスだけではなく、ヨーロッパのほとんどがこんな感じだと思います。
フランスのスーパーでびっくりしたこと

野菜が個包装されていない
日本のスーパーではほとんどの野菜が個包装されていますが、フランスでは全部むき出しです。ミニトマトやいちごなどばらけてしまう野菜や果物は包装されていることもあります。
日本だと茄子や人参など、何本か袋にまとめられていたりしますが、基本的にフランスのスーパーではバラ売りです。
野菜はほとんど量り売り
野菜はばら売りなので、欲しい分だけ選ぶことができます。1個の値段が決まっているものと、1kgあたりの値段が決まっているものがあります。量り売りのものは、自分で欲しい分だけ選んで、野菜売り場にあるはかりで量ってバーコードをプリントします。
バナナなど房になっている物は、自分でちぎってOK。生姜も大きいかたまりで買ってもいいし、使いやすいところで割ってOKです。
どの野菜はちぎってOK、これはNGみたいな明確なルールがあるのかは分かりません。でも、たとえばにんにくを割って半分だけという買い方はNGだと思います。周りの状況を見て判断しています。
単価がkg単位
日本だと豚肉100g158円というようにグラム表記ですが、フランスではキロで表記されています。
これはスーパーだけではなくマルシェ(野菜の市場)でも同じです。
野菜もキロで表記されているので、例えばトマトだと「9.6€/kg」みたいに書かれています。
野菜をキロ単位で買う事はあまりないので「100g0.96€だから…えーっと…この野菜はこの量で何グラムぐらいなんだ?」とパニックに。笑
買い物を重ねるとなんとなく量と値段がわかってくるので挑戦あるのみです。
マルシェだと売り手の人がいるので、トマトは500g、きのこは100g・・・と伝えて選んでもらう方法もOK。これなら予算オーバーが防げます。
まとめ売りのものは破って1個だけ取ってもOK
牛乳や水など、だいたい6個単位でビニールでまとめられて陳列されています。
てっきり6本まとめて買う人用の商品と思っていましたが、実はそのビニールを破って買いたい本数だけ取る仕組みです。
もちろんまとめて買ってもOK。
商品棚に1本で買う場合の値段と、パックで買う場合の値段が書いてあります。
スーパーのはしごが気軽にできない

1軒目のスーパーで買った商品を持って2軒目のスーパーに行くとき、未会計の商品と思われないようにサービスカウンターなどで預かってもらう必要があります。
レシートを持っていてもダメですし、仮に2軒目のスーパーで売っていない商品だとしてもダメなんだそう。(なんで?)
預けた荷物は特に引換券があるわけでもなく無造作に置かれます。(わたしの近くのスーパーはどこもそう)
引き取るときは口頭で「あのかばん取ってください」でOKです。渡し間違いとか、悪意ある人が持って行くなんて事もありえそうですがどうなんだろ…。
出入り口で抜き打ちチェックがある
スーパーにはだいたいセキュリティの人が立っています。
私がよくいくモノプリではお会計を済ませてお店を出る前にセキュリティの人に呼び止められ、買った商品をスキャンさせてと言われることがたまにあります。レシートはチェックされず、スキャンして確認して終わりです。履歴とかを調べてるのかな?
また、トートバッグやエコバッグなどを持っていると、レジの担当者にかばんの中身を見せるようにいわれることもあります。
フランスのトイレでびっくりしたこと
トイレの便座がない
信じられないかもしれませんが、外のトイレを使うと結構な確率で便座がないトイレに出くわします。こればかりは「へ~日本と違うな。なるほどね」ではすまないレベル…すごく嫌です。
便座がない理由はよくわかりません。盗まれたり、壊されたりするからあえてつけないという情報を聞いたことがありますが、どうなんでしょう。
ちなみにフランス人の女性にあれが平気なのか聞いてみたら、嫌との答えが返ってきました。笑
トイレのレバーが全然違う
日本のトイレの水を流すレバーは大体みんな同じ形をしていますよね。「流す」ボタンを押せば流れるトイレもあります。たまに古いトイレで細長い棒をぐっと押すタイプがあるくらい。
フランスのトイレは多種多様なレバーが存在し、一瞬どうやって流すんだと焦ることもしばしば。
例えばこんな感じ。これはわかりやすくて「大と小」のボタンがあります。
これもシンプル、押すだけです。たまにスタイリッシュすぎてボタンと気づかないことがあります。
タンクにボタンがついているパターンも多いです。ぐっと押し込みます。
これが一番なじみがないタイプ。丸い部分が取っ手になっているので、上に引き上げます。
家、アパートでびっくりしたこと
アパートの共用部分のライトが手動
日本のアパートやマンションは、夜になると共用部分の電気がずっと点いていてくれますよね。
フランスのアパートは入り口や各階にスイッチがあり、自分で電気をつける必要があります。ついた電気は一定時間で消えます。階数が多い階段を上っていると途中で消えたりするので結構怖いです。
エレベーターがない
フランスには古い建物が多く、エレベーターは基本的にありません。階段部分がすごく狭いアパートもあって、ベビーカーやお年寄りは大変です。
たまに映画で見るような柵格子(?)のエレベーターがついている家もあります。新しいアパートには大体綺麗なエレベーターがついています。
自動ドアがない
自動ドアがあるアパートもわたしは見たことがありません。エントランスは大体、重~い大きな扉で、タッチ式の鍵で開きます。エントランスのオートロックは100%ではないでしょうか。鍵なしでアパートに入れるアパートは多分ないと思います。
網戸がない
以前の記事にも書きましたが、フランスのアパートには網戸がついていません。
つけるなら自分で取り付ける必要がありますが、見栄えが悪いという理由からなのか周りでついている家はあまりいないです。
窓の開閉が内開きなので外から取り付ける必要があり、1階に住んでいるかバルコニーがついているか一軒家じゃないと取り付けは難しそうです。
通販は玄関先まで持ってきてくれない
エントランスにはインターフォンがあり、荷物が届いたら配達員がチャイムを鳴らします。ここまでは日本と同じです。でもなぜか玄関先まで荷物を持ってきてくれず、わざわざエントランスに下りないといけません。
下りられない理由があったり、大きい荷物で運べないなどがあれば、持ってきてくれると思います。
街なかでびっくりしたこと
コンポストがある

わたしが住んでいるエリアでは、生ごみを回収して焼却するのではなく、肥料としてリサイクルするためにコンポストが設置されています。
不要になった服を入れるボックスや、不要になった本を置く小さい箱もところどころ見かけます。服はリサイクル業者などに回収されますが、本は誰でも持って行ってOKです。
瓶は所定の回収場所に持って行かないといけない
普通ごみ、資源ごみは自宅のごみ捨て場に捨てることができますが、瓶は専用のゴミ箱に捨てにいかないといけません。ワインの瓶やジャム瓶、オイルの瓶などなど。
バスなどの公共交通で無賃乗車が発覚すると罰金を取られる
わたしはバスに乗っているときにしか出くわしたことがないですが、コントロールと呼ばれる乗車券チェックがランダムに行われる時があります。
罰金の金額は都市や会社によって違いますが、40~60€前後と高額です。
バスに乗り込んだ時は、クレジットカードや定期券、チャージ式のカードを車内の端末にタッチする必要があります。スマホのタッチ決済でも可能です。クレジットカード用と定期・チャージ式カード用の端末は異なるので注意です。
このタッチができていないと、故意でなくても無賃とみなされ罰金を支払わないといけません。
車内が混んでいて端末が遠いとき、車内がすいてからタッチしようと思っていたらコントロールが来た!なんてこともあるので、乗り込んだらすぐタッチ。タッチしないといけないことは皆分かっているので、混んでいても道をあけてくれます。
まとめ
ざっと思いつくフランスと日本の違うところでした。また何かびっくりすることがあれば、追記していきたいと思います。
住んでいるエリアによって、びっくりするポイントも違うんでしょうか。皆さんのびっくりしたこともきいてみたいです。
それではまた!


